ファーストレディ

Wikipediaってホント何でも載ってますね。
新幹線500系電車

製作費は1両当たり2億円以上、1編成50億円と言われ、
あまりにコストがかかるので製造数は少なめだが、
先進の技術を投入し、デザイン的にも従来の鉄道車両
枠を越えた未来志向のフォルムは、今もホームで乗客の
視線を一身に集める存在となっており、外国人観光客が
指さして大声で騒いでいる(公共交通機関を通り越して
テーマパークのアトラクションに見えるらしい)光景もよく目にされる。


その後、JR西日本JR東海は、コストと性能面のバランスを
両立させた、最高運転速度285km/hの700系を共同開発し、
東海道区間から0系と100系を一掃した。 更に置き換え時期が
迫っている300系の代替車両として、500系と同等の300km/h運転に
対応し、車体傾斜機構を搭載して曲線区間の速度向上を狙った
N700系を共同開発、2007年の営業運転開始に向けて試験が進められている。


本形式の特徴は既存の車両にない斬新なデザインである。
このデザインは鉄道のみならず多くの工業製品などの
デザインを手がけるドイツのアレクサンダー・ノイマイスター社に
よって行われ、それまでの車両と比べると高速性に主眼を
置いた非常に革新的なデザインとしてまとめられている。
前述の通り、見た目を裏切らないその優れた速度性能と
相まって子供達・若者には絶大な人気を誇る。
なお同社は
自国のICEのデザインも手がけている。


なお、能力的には営業車両の500系でも350km/h(均衡速度は365km/h)での
営業運転が可能
であるが、このWIN350での試験結果から最高速度を
350km/hとした場合走行騒音が大きな問題となることが判明し、
車体傾斜装置が未搭載で曲線区間通過時の遠心力の問題が
未解決であったことも考慮され、300km/hが営業最高速度となった。

500系は誰がなんといおうと、日本の鉄道史上最高の名車両。
あのデザイン、そして期待を裏切らない性能。
就役して10年近くが経とうとしていますが、
今なお古びない、あのデザインセンスの凄みは
まるで佐伯チズ鈴木その子を見ているかのよう。
(いや、ほめてるんです。ほめてるんですってば!)
このデザインを、日本で創り出せるようになると、
また日本という国のクオリティが上がる気もするのですが、どうでしょう。


とりあえず、N700は、あくまで量産型の無難な新幹線で、
最先端の技術を惜しみなく投じた車両、―500系の正統後継車両―
というのはファステック360まで待たなければならないようですね。