高齢者や障害者用の客室なし 長崎のホテル

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060128-00000082-mai-soci
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 ビジネスホテルチェーン「東横イン」(本社・東京都大田区)による
無断改築問題で、長崎市五島町の「東横イン長崎駅前」(220室)に、
長崎県福祉のまちづくり条例で設置を定めた高齢者や障害者用の客室などが
なかったことが分かった。市は02年に建設の届け出書が出た際、この客室が
なかったため指導していた。
 長崎市の28日の立ち入り調査で明らかになった。市によると、同条例は、
高齢者や障害者が利用できるように、十分な床面積と、手すりなどが適切に
配置された客室を1室以上設置するよう義務づけている。

一連の東横インの無断改築問題。
今更ながら、乗っかってみます。
えーっとですね、「これはいったいなんたることか」と、
ワタクシは行政に言いたい。
まったくふざけている。こんなわけのわからん条例やら法律やら、
どういう神経して制定したのか
と。
やはり政治家は信用できません。目を離すとすぐコレだ。
もちろんバリアフリーは大事なことだとは思います。
ただですね、東横インって、抑え目の価格で人気のビジネスホテルなんです。
しかも、そういう特殊な客室を利用する客は、
年に2〜3人なのだそうです。
そりゃ潰したくもなるわ。むしろ潰せ。そこを削ればコスト削減、
ひいては宿泊費の値下げにもつながります。
むしろこんな無駄な代物を貴重な宿泊費で養うなんてどうかしている。
客を馬鹿にするにもほどがあるのではないか。


東横インが高級ホテルで、1流のサービスで名をはせているのなら、
バリアフリーに積極的に取り組むのも当然でしょう。
でもそうじゃない。あくまで安さが大きなウリのホテルのはず。
そんなところにまで強制してこのような無用の長物を
求める必要があるのでしょうか。
法律や条令の制定時に、いくら無能とはいえ、政治家も、もう少し
考えを巡らせればよかったのではないでしょうか。


ただ、建築基準法に違反した件はまずかった。
そこは謙虚に受け止めて、早急に改めるべきでしょう。