私の感じた時系列シャッフルの意義

http://d.hatena.ne.jp/Youth-K/20060703#p1

マーラーの8番はやっぱり山本さんの選曲なんでしょうね。


ということで、天の邪鬼な私は、『涼宮ハルヒの憂鬱』最終回に
ついてこれ以上触れることなく、一連の監督発言によって
ケリがついたと世間的に思われているにも関わらず、
本作における時系列シャッフルについて改めて言及するという暴挙に出ます。


本作における時系列シャッフルは、石原監督が
語っていたような効果はもとより、私にとっては
TVアニメというシリーズものにおける「作家的」
連続性を断絶させる装置として非常に強烈な機能を
果たしました。以降、その「作家的」連続性の断絶と、
それが本作に何をもたらしているのかについて、少し語ってみます。

どうなんでしょうねー、時系列シャッフル。
個人的には「よくも悪くもない」といった感じでしたが、
本編より楽しかったりするサイドストーリーを
苦し紛れでも、なるべく自然に織り交ぜようとすると
こんな感じになっちゃったのではないでしょうか。


自分は下手にオリジナルストーリー混ぜて
無理やり引き伸ばして「涼宮ハルヒの憂鬱」で
終わらせるよりも、「涼宮ハルヒの退屈」や
涼宮ハルヒの動揺」のストーリーも織り交ぜた
今回のカタチのほうが好きでしたね。
個人的にはそんなに見づらい、ということもありませんでしたし。