あなたがMacを使うべき10の理由

http://d.hatena.ne.jp/ogijun/20060313/p1

もともとこのエントリを書こうと思い立ったのはETech会場は
Macだらけ、というid:naoyaさんや他の参加者の報告に
刺激されたからだったりするんだけど、中でid:iRSSさんが次のように書いている:

「どうして、この会場はMacユーザーが多いんですか?」と質問したら

Unixが使えるポータブルだからだよ。」とのお答え。

iRSSの日記 - Etech参加者がMacを使う理由


これは確かにその通りで、とても簡潔な表現なんだけど
真実を伝えてはいる。ただ、あまりに簡潔すぎるというかなんというか。
まあ誤解はないとは思うけど、Unixであることは別にそれ自体が
目的になってしまうわけはないのであって、だから一部の
geekUnixさわってるだけでしあわせだから、そこの狭い
マーケットにうまくはまっただけ、というわけではぜんぜんない。
だから市場的なインパクトはないだろうという予想は当を
得ていないと私は思う。本当はUnixであることを手段として、
それで何が実現されているか、ということに価値がある。
そのへんを詳しく説明してみることはできるかなー、と思ったわけ。


そういうわけで、万人に向けてMacをオススメするためのメッセージ、
というわけではなく、だいたいが私と同じようなwebとか
インターネットとかプログラミングとかそういうことに
関わって毎日過ごしている、というような人に対して、
Macがいかにあなたにフィットしているか、ということを書いてみようと思う。

要するにこの日記を読んでるようなとても狭い範囲の
人(のみ)に向けて書く、ということです。では行くよ。


(書き始めたら、5時間くらいかかったよ。しかもまだ残ってるし..)

文中にあるMacの利点を箇条書きすると

  • MacUnixである
  • Macは安全(secure)である
  • Macは最高のプログラム環境である
  • Macは最高のWeb制作環境である
  • Macにはいいsoftwareがたくさんある
  • Macは画面がきれい
  • Macはかっこいい
  • MaciPodと相性がいい
  • Macにはcultureがある


確かにMacヒラギノやOsakaなどのフォントの美しさは
異常なものがありますし、フォトショやイラレなども
断然使いやすいらしいですし、「クリエイティブ専用サブマシン」として
持っておくのもいいかな?と思いますが、
メインマシンには、なりえないでしょうねぇ。
高いし、使えるソフト少ない(「絵師のえそらごと」を使えない時点で終わりw)し、
そもそもWindowsとの互換性が満足にないし。
世界はWindowsを中心に動いてますからねぇ。
IntelMacの登場で少しは変わったみたいですが、いつまでも
MacWindowsから超然と、というわけにはいかないでしょう。
超然としている限り、「マニア向けの〜」というくくりからは
免れないと思います。超然としたいのなら、Linuxを使えばいいわけで。
Windowsの独占を崩すためにも、Macにはがんばって欲しいのですが。