【ファンキー通信】キーボードを使わないと長文が書けない!?

http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2095420/detail

 今、この原稿を職場のパソコンで書いているのだが、
これを「手書きで書け」と言われたら、恐らく締め切りには
間に合わないだろう。それほどまでに「キーボードを使って
文を書くこと」に慣れてしまっている。
ああ、文筆業のハシクレとしてお恥ずかしい限り・・・。


 しかし、この「キーボードを使わないと長文が書けない」
という症状に打ちのめされているのは、どうやら文筆業に
限ったことではないらしい。会社員や教師、そして
学生までもが「手書きで長文を書くこと」に抵抗感を
覚える傾向にあるようだ。


 今回、そういった方々に「なぜ、キーボードを使わないと
長文が書けないのか?」というアンケートを実施してみたところ、
以下のような回答が目立った。


 手書きだと漢字が思い出せない/手書きよりも作業が早く進むから/
訂正も簡単に行うことができるから/キーボードを叩く音で
「書いていること」が実感できるから/ディスプレイ上の整備された
フォント字で見る方が、作業意欲がわくから


 う〜ん、どれも納得できる理由ばかり。これらの結果を基に、
「キーボードを使わないと長文が書けない」という症状の要因は
どこにあるのか、京都大学霊長類研究所の三上章允教授にお話を聞いてみた。


 「アンケート結果から見ると、キーボードという便利な
機械がもたらした恩恵の要因と、精神的な要因の2つがありそうです。
『叩く音で書いていると実感できる』、『整備されたフォント字を
見ると作業意欲がわく』というのは後者でしょう。好き嫌いの
問題とも言えます。それ以外の回答は、キーボード、あるいは
それに繋がるコンピュータのもたらした恩恵が要因となっています」
京都大学霊長類研究所 三上章允教授)


 そこから考えられるデメリットとして、どのようなことが挙げられますか?


 「現代では速さを要求されるため、スロッピー
(雑でいい加減、ずさん)になりがち・・・という傾向があります。
キーボードの使用は、それを助長するかもしれません。つまり、
思考が単純化する恐れがあるのです。キーボードの使用に馴れることで、
さらにその人の行動全体がスロッピーになってしまい、
前頭葉(※)を使わなくなる危険があります」(同)


 だが、その一方で「長文を書くとき、キーボードを使う方が
一般的に能率が良いのも確か」と三上教授は語る。ただし、
長文とは言わないまでも、FAX文書程度のものは書けないとまずいので、
慣れておくことは必要だろう。(安田明洋/verb)

ともすると、何言ってるかよくわからなくなりかねませんが、
ようするに、キーボードそのものに問題点があるわけではなく、
キーボードを使うことで陥りがちなスロッピーな
作業に問題があるということらしいです。
でも実際、加筆、訂正のしやすさというメリットだけとっても、
キーボードの方が断然便利なのは明らか。
難解な漢字もホイホイ出せますし、
そもそも、ある程度の基礎があれば、
漢字というものは目で見るだけで覚えられます。
まして少しでも意識しておけば、「変換ばかりに頼るから漢字を忘れる」
なんて事態にはなりません。
それはただの老化だと早く気づけwww


ただ、作業のスロッピー化には気を配らないとならないようですね。
まぁ、それでも実生活の維持のために
このブログは「まじめにはやれぬ」を貫きますが。

(少々スロッピーだろうが何だろうが知らん。)