反逆

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徴兵制度

現在、軍事技術の高度化・専門化により、
これらの技術を扱う軍人の専門職化が各国で進んでいる。
徴兵制度で確保した兵力は兵役期間の数年のみ軍隊の
役務に就くため、到底高度な技術を身につける事など
出来ず、現代戦では役に立たないとの見方が一般的である。
また兵士の数で戦況が決まるものでもなくなってきたため、
徴兵制度は一部の国を除き廃止する動きが強くなってきている。
これは逆に言えば、徴兵制度を廃止しない国は徴兵に
兵力増強以外の意味を見出していると見ることもできる。


徴兵制度を採用している一部の国では訓練とともに
莫大な費用がかかり、国家予算として無駄ではないのかという
批判も出てきている。
また、若い時期に2年、3年と兵役を
課すことによって、その間の学力や技術の向上が妨げられ、
若年労働力が奪われ産業に悪影響を及ぼし、国力として
損失が出ているのではとの指摘もある。
ドイツなどでは、
兵役は若者の学問的向上期間を制約するものであるとの
認識もあり、批判が根強い。


日本でも、内閣法制局は「徴兵・兵役は日本国憲法
禁じる“意に反する苦役”であり違憲である」との見解を
示している。一部の保守系論客(西部邁など)による
復活を望む声があるが、一般世論では反対論・嫌悪感も根強い。
また、復活論には第二次大戦後の軍事技術のハイテクによる
高度化・専門化を理解していないと言う軍事専門家らからの批判は強い。


多くの国で兵役の義務が課されているのは男性のみであり、
女性に対しては強制されていない(志願のみ)。この点についても、
男性の生命に対する差別であり人権侵害であるという批判がある。


韓国軍は徴兵制度が厳しく、韓国の若者達の宿命的な
義務でもある。しかし有力家出身者の兵役回避が
国家的問題となっており、徐々に身体検査や等級判断が
広げられ、時には不適格者までが入隊を余儀なくされる
場合もあり、その問題が指摘される。


更に、部隊内での自殺が増加しているという重大な事実が
表面化してきており、兵務庁や国防部への信用が低下の状況にある
(韓国語が満足に話せない在日韓国人3世のような者までが
強制入隊させられ、文化の面でも異とされる者が部隊内で
事故を起こし、問題が相次いだ)。


韓国では男性が就職適齢期に兵役につく人が多いことから、
兵役の除隊後の男性に限り、その就職等で優遇をする措置が
長くあった。これを目当てに兵役につく人も多かったが、
女性団体などにこの措置は男女差別だと指摘され、現在は
優遇はなくなった。

徴兵制度について。
憲法改正というと、すぐに「徴兵令が出される!」などと
ファビョる極左の連中がいますが、現実には
国民の嫌悪感もある上に、「現代戦では役に立たないとの見方が
一般的である。」という理由で、徴兵される可能性は
非常に少ないです。ないとは言い切れませんが、
コストもかかりますし、各国が軒並み徴兵制度を廃止する中で、
この流れに大きく逆らって徴兵制度復活、というのは考えづらい。
そういう客観的な意見を見据えていない、というより
まったく無視しているがために、左翼連中の主張には
何処と無く空虚な雰囲気が漂っていると思うのですが、どうでしょう。


にしても、徴兵制度という、あからさまな男性差別を受ける中で、
ささやかな就職優遇措置すらも取り上げられる韓国人男性。
踏んだりけったりで確かにかわいそうだが、
それでも日本相手にファビョるのはお門違いだぜ。