今日はクラリネットアンサンブルのコンサートでした。

いやぁ、すばらしかったです。もう、感動。
吹奏楽ではクラリネットなんて、人数のやたら多いだけ、
軍隊用語で言うなら「普通科歩兵」みたいなもので、
どうしても数で勝負してしまう傾向がある。
まぁ、桶におけるバイオリンですから、致し方ない面もあるのですが、
ぶっちゃけた話、吹奏楽の楽器を「陽」か「陰」かの2つで分ければ
絶対に「陰」に入っちゃう楽器。もう、それが吹奏楽の限界。どうしようもない。
そんな不満を、悶々と少なからずどのクラリネット奏者も感じているのですが、
それを解消できるのがクラリネットアンサンブル。
もうね、自分なんかぶっちゃけ、クラアンサンブルがあれば、
吹奏楽なんてどうでm(ry
なんて思ってしまうほどのクラアンサンブルの魔力。


バスクラにしたってそう。
ソロやら目立つ動きのある一部の曲を除けば、
無いなら無いでいいんですよね、バスクラって。
そりゃあるに越したことは無いですし、その音色は心地良いですが、
低音でまとまればチューバに潰されますし、
木低でまとまれば、今度はバリサクに音消されますし、
中音に逃げれば今度はユーフォの陰に。
他の楽器がみなピアノの中、フォルテで吹かせてでもくれる楽譜ならば
観客に聞こえるのでしょうが、同じ「フォルテ」ならチューバにもバリサクにも
ユーフォ、ついでにテナーにもかなわねえよ、馬鹿。みたいな。
これは何処のプロの演奏会聞きに行ってもバスクラの音など、
目立つ楽譜でないと、ろくに(と、いうよりまったく)聞こえないことでも分かること。


ところがどっこい、そんなバスクラがクラアンサンブルでは
目立つんですよ、コレが。
普段はチューバが持つような低音域を持つことができて、
それも独り占め。なんて贅沢な。
コントラバスクラとか何とかの「もっと低音組」がくれば、
今度は中音域に逃げるだけで、そこにかつてのユーフォの影は居ませんw
いやぁ、愉快愉快。


聞いてるほうも、同じ2時間のコンサートでも
クラばっかり聞くことができてとってもお得な気分。(自分は。w
いやぁ、そんなわけでクラアンサンブルのコンサートが楽しい楽しいwww
そんでもってめちゃくちゃ次の日の練習のやる気が沸いてくるんですねー。
今日のコンサートは1000円でしたが、これだけのことがあれば、
マジでお買い得。うはwwwwwwwwwwww
卒業後、吹奏楽をするかは分かりませんが、当分クラを辞める気はない大楽でありました。
(クラアンサンブルいいなあぁ、どのみち自楽器ほすぃ)