谷内外務次官が訪韓へ 竹島周辺調査、測量船は待機

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 日韓両政府が領有権を主張する竹島(韓国名・独島(トクト))周辺を含む
排他的経済水域EEZ)で日本が海洋測量調査を計画している問題で、
日本政府は20日、外務省の谷内正太郎事務次官らを21日に韓国へ派遣し、
交渉を続けることを決めた。韓国側は調査の即時撤回を、日本側は6月の
国際会議での海底地名変更提案の撤回を、それぞれ求めている。海上保安庁
測量船2隻は外交折衝の結果が出るまで鳥取県の境港付近で待機する。


 谷内氏の訪韓は20日午後、日本政府が韓国側に申し入れた。谷内氏は
21日から22日にかけてソウルを訪れ、外交通商省の
柳明桓(ユ・ミョンファン)第1次官らと協議する見通しだ。
外務省の佐々江賢一郎アジア大洋州局長らも同行する。


 日本政府は、韓国が地名変更の提案を撤回すれば、調査を見送る考えを表明。
潘基文(パン・ギムン)外交通商相が20日、地名変更提案について
「適切な時期に推進する」と述べたことを受け、谷内氏の訪韓に期待する声も出ている。


 安倍官房長官は20日の記者会見で「(調査の)準備は粛々と行うが、
円満な解決が望ましく、解決のための話し合いは続ける」と述べた。
海上保安庁幹部も20日、待機中の測量船2隻について
「外交交渉の結果は待つ」と語り、21日の協議を見守る考えを示した。


 国連海洋法条約には強制的な紛争解決手続きが定められているが、
韓国政府は20日、この手続きを回避するための「宣言書」を18日、
アナン国連事務総長あてに送ったことを明らかにした。


 韓国政府関係者によると、宣言書寄託は18日付で発効。仮に韓国が
日本の測量船を拿捕(だほ)するなどの実力行使に出て「紛争」になった場合も、
日本からの提訴に応じる義務はない、としている。


 同条約には締約国が紛争解決手続きを受け入れないと宣言すると、
相手国は国際司法裁判所などに訴えられない規定がある。

とりあえず、たまたま舞鶴で演習をおこなっている海自の
隊員の方々には、いつもにもまして気合の入った演習
お願いしたいと思います。


にしても雲ゆきが怪しくなってきましたなあ…、
21日に外務次官派遣の悪報も入ってきましたし。
2ちゃんの中でも「千葉補選に向けたパフォーマンス」
「覚悟なき調査」との悲観論が占めはじめましたし。


でも自分は応援しますよ!
特に海保の測量船「海洋」と「明洋」の乗組員さんには
がんばってもらいたい次第です。