プロジェクトXイヤッッホォォォオオォオウ!

「技術者魂 永遠(とわ)に」
〜新ロータリーエンジン・革命車に挑む〜
http://www.nhk.or.jp/projectx/186/index.htm


ロータリーエンジンを開発した後、バブルがはじけた後の、
3つ目のロータリーエンジンプロジェクトX
(初代開発・ルマン制覇両編につづく3つめの、)


来たね。やばかったです。
往年の良質なプロジェクトXを、またここに再び見た気がしました。
制作陣の野郎、最後にどでかい花火を打ち上げやがった。
今日のためにネタを温存して、構想を暖めてきたんだろうな、
というのがヒシヒシと伝わってきました。
前回の「ベルばら」の話も面白かったですが、(歌舞伎の技術を
取り入れるあたりとか)やっぱり桁違い。
日本人がたゆまぬ努力で欧米の連中をあっと言わせる
技術を作り上げる。これがプロジェクトXの正しい姿でしょう。
日本初、とか、ちまちましたレベルで話をしてどうする。
盲導犬とか女性のエベレスト登頂とか…


マツダ、すげえよあいつら。


任田功さんの「RX-7を作らせてくれないなら、今ここで落としてくれ」と
入社の面接の際に言ったという話、重みがありました。


自分の友人に無二のRX-7好きがいるのですが、
確かにRX-7の性能のよさは認めますが、
7の時代にはありえなかった制約―コスト削減であるとか、
4ドアであるとか―を課された
RX-8が、7以上のレベルにマシンを昇華させたのは
否定できない事実でしょう。
機械美の観点から見ても、自分はRX-8の方に、より美しさを感じます。


ロータリーエンジンよ永遠たれ。
少しでも、このロータリーエンジンを、一日本人として助けたいですね。
ああ、RX-8欲しいなあ。




追記:エンジンを開発した田島誠司さんが、
「すぐに買いました」と言ったのが印象的でした。
本当にいい品物である、ということを示す
何よりのエピソードだと思います。
何処かの一級建築士に聞かせてやりたい。


参考:RX-8(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%84%E3%83%80%E3%83%BBRX-8)


ちなみに:通常構成のプロジェクトXは、
今日がラストでした。次週は最終回特別編。総集編みたいになるようです。
今日を見逃したやつは絶対に馬鹿だって。