「逃亡者 木島丈一郎」について。

始め15分を見逃してしまいました(汗
親が見ているテレビが暇だったので、新聞の
芸能欄を見て事実が発覚。
いやあ、おもしろかった!
「長さんが亡くなったから本編が作れないでいる」という
まるでクレしん」におけるぶりぶりざえもんのような話も耳にしますが、
もうサイドストーリーだけでも十分!って感じです!
(いや、もちろん本編も作って欲しいのですが。)


木島さんの人間的魅力を基調とした大冒険活劇。(死語ですか?(汗)
遼君の、最初は生意気なガキんちょだったのが、
かわいらしくなついてくる、その一連の描写もうまい。
倉橋の愛嬌のある間の抜けっぷりや真下の
キリッと引き締まった描画もいい感じです。
「ちょっと浮いてるだけだ」は名言ですよね。(ぉ
ラストの倉庫での機動隊とのもみ合いのシーンは
非常に印象的でした。


ただ、最後に稲垣管理官が「俺は悪くない」と
いう態度をとっちゃったのは微妙だったかもです。
あそこまでやったなら徹底的に悪役に徹して欲しかったな、と。
エンターテイメントなんだから、やはり「印籠を掲げて事件を解決」
のようなベタさが欲しかった。
「上層部」という「真の悪」を描くにももうちょっと方法はなかったのでしょうか?


でも、全体的にかなり楽しめる作品。
こりゃあ早く「交渉人 真下正義」も見なくちゃなりませんな。




ちなみに、チキンは食肉史上最強の食材。これだけはガチ。