”ぶぶ漬け”を考える

http://www1.odn.ne.jp/~aaa55210/kara1/bubu1.htm

京都に古くから伝わる独特の作法…”ぶぶ漬け食べなはれ”。
これは長居している客を帰らせたい時に、「ぶぶ漬け
いかがどすか?」と問いかけ、婉曲に帰りを促す技である。


ぶぶ漬け”とは、”お茶漬け”のことだけど、
どんなに客が待ってもぶぶ漬けが出てくることはない。
これを間に受けて大人しくまっているヤツは、「無粋な人どすなぁ」
と陰でバカにされてしまうという話なのだ。


しかし、こんなことを言われれば意地でも反抗したいのが
人情ってもの。「ぶぶ漬けでも食べていきなはれ」と言われたら、
ハキハキと「大盛りでお願いします!」とか「しじみのミソ汁
もいいですか?」ぐらいは自然に口をつくだろう。


だが、そんなチマチマとした受け身な姿勢でよいのだろうか?!
 やはり攻撃こそ最大の防御なり! 京都のお宅を訪問
するからには、自ら”ぶぶ漬け”を忍ばせて訪問するぐらいの
備えと心構えが必要である。
(以下はURLを参照のこと。)

必殺、ぶぶ漬け返し。
一度ぜひ、お見舞いしてみたいものです。