チェルノブイリおそろすぃ…

http://10e.org/mt/archives/200509/280303.php
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%96%E3%82%A4%E3%83%AA%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80


なんつーか、アレですよね。
自分、自分の生まれる以前、いや、物心つくまで
かもしれませんが、戦後からその時期までの
いわゆる「戦後史」について、言いようの無いえたいの知れなさ
(たとえば、「ウルトラマンタロウ」を見たあとの感覚とか)
を感じるんですね。文化大革命しかり、60年代の学生運動しかり。
モノトーンの写真を見ると、現実が色鮮やかなものであったことが
どうしてもイメージできないことや、
(したがって、自分は戦後史の前半が、モノトーンの時代で、
色鮮やかさに欠ける、というイメージから抜け切れないのです。)
初期のカラー写真や映像の、粗さ、汚さも、そんな得体の
知れなさを煽る一因になってる感すらある気がします。


何というか、自分の手の届かないものであるというか、
実感がないというか。そんなこともあって、日本史の教科書の
中学の「歴史」の教科書で30ページ、高校の「日本史」の
教科書で40ページほどしか割かれていない
第二次大戦以降の記述を見るのが、比較的好きなのですが、
このチェルノブイリの事故は、この「えたいの知れない時代の大事故」の
ラストであるような気がします。まぁ、事件でいうなら、
リクルートコスモスのうんぬんや、オウムなども、
その時代のものとして、認識しているのですが。


とりあえず、アレです。みなさんには、こんな
「自分の知らない、しかしものすごく近い時代」という
代物に対するえたいの知れなさって、ないですか?ってことです。
最近、この感覚が自分だけのものであるか、それとも
皆、一様に持っているものなのか、多少の興味を抱いています。